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東京湾を疾走するミッドブルー号

洋上負荷運転点検

長期間休眠しているエンジンの内部では、金属部品を覆っている表面の油膜が切れて、見えない部分で錆びが進行していきます。そのままの状態で放置し、久しぶりに船に乗ったときだけいきなりエンジンを酷使するのは、機械を傷める原因になります。オーナー様が気持ちよくクルージングを楽しんでいる陰で、実はエンジンは悲鳴を上げているかもしれません。

同じことは、水の中でも起きています。船底には通常、コケや貝類の付着を抑えるための塗料が塗られていますが、水の流れを受けない状態ではその効果が充分に発揮されません。頻繁に外海へ出航している船よりも、マリーナで動かずにじっとしている船の方が、船底は早く汚れてしまうのです。船底に貝がびっしり着いた状態では、船はスピードを上げて走ることができなくなってしまします。スピードを出そうと無理やりエンジンを吹かせば、機械をもっと早く傷める原因になります。

全長20フィートクラスの小型クルーザー

そうしたトラブルを未然に防ぐため、オーナー様がご利用にならない間も定期的に船を走らせるのが、Boat HEROの洋上負荷運転点検です。
勿論ただ船を走らせるだけではなく、運航中の負荷がかかっている状態で各部の点検を行います。発航前の通常点検では見つからない異常を発見し、大きな事故やトラブル発生を未然に防ぎます。

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