オーナー様必見！船が止まる場所の種類や特徴
クルーザーやボートを購入すれば愛艇のオーナーになれますが、同時に保管場所を確保する必要があります。個人所有の船の多くは、マリーナと呼ばれる施設で保管されることが多くなっています。しかし、マリーナとひと口にいっても、種類や特徴はさまざまのようです。
そこで今回は、マリーナの種類やぞれぞれの特徴について解説します。また、保管と同時にしなければならない船の保守管理についても併せて紹介していきます。適切な保管と保守管理を知ることで、快適なマリンライフをお過ごしください。
クルーザーや小型ボートなどの船が止まる場所を『マリーナ』と呼ぶ
※マリーナのイメージ
個人が所有するクルーザーやボートなどの船舶の保管を目的とした、いわゆる「船が止まる場所」のことをマリーナと総称します。
具体的には、船を係留するため桟橋や防波堤や消波堤といった静水域を確保するための設備が完備されている施設です。船舶を所有するには、必ず用意しなければならない場所だといえます。
以前は、マリーナの種類といえば、運営が民間や公共かくらいの違いでしたが、最近ではオーナー様のマリンライフの過ごし方に合わせたさまざまなタイプのマリーナがあり、それぞれの違いや特徴を持っています。
複合マリーナ
船舶を係留するための施設に加えて、ショッピングモールやホテル、レジャー施設やアミューズメント施設なども併設されているマリーナを、複合マリーナといいます。
付加価値の高い施設
そのエリアの活性化を目的として建てられることが多く、運営母体も自治体が資本参加した第3セクターによって設立された企業が行っているようです。民間企業の運営では開発が難しい利便性の高いエリアを確保しやすいため、一般的なマリーナよりも付加価値が高くなっています。
マリンレジャー以外の楽しみ方
ショッピングモールやアミューズメント施設が併設されていることから、マリンレジャー以外が目的でマリーナを訪ねてくる方が多いのも特徴です。大人から子どもまで、幅広い年齢層の方が利用しやすく、地域の観光スポットとしての役割も果たしています。
ボートパーク
プレジャーボートの放置が問題となっていますが、その解決策として全国に展開されている停泊施設が、ボートパークです。
国の補助金が手厚い停泊施設
複合マリーナの商業施設的役割が大きいのに対して、ボートパークはプレジャーボートの違法停泊や環境保全を目的としています。そのため、国からの補助金額が最も大きく、係留桟橋や駐車場、トイレの設置も補助の対象に含められています。
対象艇に規制がある
安価で利用できるボートパークの設置により、放置ボートによるトラブルも減少しつつあるようです。しかし、ボートパークが利用できる船は全長6メートル以下の小型ボートとなっているため、利用者が限られているというデメリットもあります。
フィッシャリーナ
公益社団法人日本漁港漁場協会が認定しているフィッシャリーナとは、「魚（フィッシュ）」と「劇場（アリーナ）」を組み合わせた造語で、近年このようなタイプのマリーナが増えてきているようです。
水産庁主体の施設
フィッシャリーナは、漁業とマリンレジャーとの調和を目的とした水産庁主導の施設となっています。
全国各地の漁港で、漁船とプレジャーボート・クルーザーを区分けして収容できる施設が設けられています。国土交通省が主導しているマリーナと区別するために、フィッシャリーナと呼ばれています。
海を愛する人々が集まる交流の場
フィッシャリーナには、漁船とプレジャーボートやクルーザーとのトラブルを解消し、お互いが排斥し合うのではなく共存していくための交流の場としての役割もあります。
快適なボートライフには保守点検も重要
どのような形態のマリーナを利用するとしても、船本体の保守管理点検は必要になります。
しかし、オーナー様が一人で全てを行うのは手間も時間も非常に掛かります。それが面倒に感じるなら、全てボートヒーローにお任せください。
愛艇に合わせた3つの基本プラン
船舶の利用頻度や目的によって、保守管理にも違いが出てきます。ボートヒーローでは、オーナー様のご愛艇に合わせられる3つの基本プランを用意しています。
基本となる安全点検がメインのプランから、毎年の上架整備をプラスしたプラン、さらには船内クリーニングまでお任せできるフルサポートプランまで、ご自由にお選びください。また、基本プランとは別に、オーナー様だけのオーダーメイドプランの作成も可能です。
サービス対応エリア
ボートヒーローの保守管理サービスは、東京湾や相模湾エリアが対象となっていますが、沖縄などの離島でもご利用が可能ですので、気軽にお尋ねください。
ボートヒーローでは、船舶のサイズに関わらず保守管理を行っております、そのなかには旅客船としてアニバーサリークルーズで運用中の船もあります。もし、愛艇の運用に興味をお持ちでしたら、お問い合わせください。
