釣り船を購入したい!費用相場や免許の種類を解説
「海釣りを楽しみたいから」という理由でクルーザーの購入を検討するオーナー様も多いのではないでしょうか。そのような奥深い趣味でもある釣りを極めるなら、購入する船もフィッシングボートと呼ばれる釣り船がおすすめです。
そこで今回は、釣り船の費用相場や、釣りをさらに楽しむために取得したい船舶免許の種類などを詳しく解説していきます。また、釣り船購入後に必須となる保守管理の種類についても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
釣り船の費用相場
釣り船は、クルーザーの種類のなかで一般的にはフィッシングボートと呼ばれています。その名前が示す通り、釣りをすることを目的として造られたクルーザーです。
フィッシングボートの費用相場はほかの船と同様に、サイズが大きいほど相場も高くなります。代表的なサイズの費用相場は以下の通りです。
20フィート台前半
20フィート台前半の小型サイズのフィッシングボートは、オープンタイプなら200万円程度から購入可能です。しかし、同じ20フィート台前半でもトイレ用に小部屋が完備されたカディタイプになると、相場も300万円台に上がります。
20フィート台後半~30フィート台前半
20フィート台後半の中型サイズフィッシングボートでは、居住スペースにもなるキャビンが完備された船が大半です。その場合の費用相場は格段に上がり、新艇なら2,000万円を超えることもあります。
30フィート後半以上
30フィート台後半の大型フィッシングボートでは、外洋に出てカジキマグロやカツオなどの回遊魚を釣るために、トローリングの設備が完備されているケースがほとんどです。
さらに、ベッドルームやシャワールームまで備え付けられた船の場合、1億円を超えるものも少なくありません。
また、フィッシングボートは、船のサイズだけでなく、設備によっても価格に差がでます。たとえ船のサイズが小さくても、オーナー様がしたい釣りのスタイルによって、設備に多くの費用がかかる場合があるので注意が必要です。
船舶免許の種類
フィッシングボートを用いた釣りの醍醐味は、自分の好きなポイントで釣りができるところです。
その恩恵を最大限に受けるためにも、オーナー様自らが船舶免許を取得するのをおすすめします。そこで、下記では4種類ある船舶免許について解説していきます。
2級船舶免許(二級小型船舶操縦士免許)
「海の普通免許」ともいわれている、最も基本的な船舶免許で、満16歳以上から取得可能です。
操縦できる船の大きさが20トン未満で、航行区域が5海里以内と定められています。外洋まで出るような大型フィッシングボート以外なら、大半の船の操縦が可能です。
1級船舶免許(一級小型船舶操縦士免許)
外洋に出てトローリングなどの本格的なフィッシングを楽しむために必要となる船舶免許で、満18歳から取得可能です。
操縦できる船の大きさは2級船舶免許と同じく20トン未満ですが、航行区域に制限はありません。
湖川小出力限定免許
湖と川限定で操縦できる船舶免許で、満16歳以上から取得可能です。
ただし、操縦できる船の大きさは5トン未満、エンジン出力が15kW未満と制限があります。湖でのバスフィッシングを気軽に楽しみたい方におすすめの免許です。
特殊小型船舶免許
満16歳以上から取得可能な水上オートバイ専用の船舶免許です。
フィッシングボートで釣りを楽しむ以外に、水上オートバイのようなマリンレジャーにも興味があるオーナー様が取得しているようです。
釣り船の購入後には保守管理が重要
フィッシングボートを購入した後には、保守管理が必要不可欠です。たとえ使用していなかったとしても、部品は経年劣化していきます。
また、海上に係留している場合、船底に苔や貝が付着することで表面を傷つけたり、エンジンの調子が悪くなったりすることもあります。そういったトラブルを回避するためにも定期的にメンテナンスを行うことが重要です。
ボートヒーローの定期メンテナンスプラン
クルーザーの定期的なメンテナンスは重要ですが、オーナー様が一人で全てを行うのは、時間も労力も掛かって大変です。そんなときは、ボートヒーローにお任せください。オーナー様に代わって、愛艇の保守管理を行います。
3つの基本プランから選べる月額制システム
オーナー様によって、クルーザーの利用頻度も用途も異なります。そこでボートヒーローでは、一人ひとりのご愛艇に合わせた保守管理サービスが行えるように、3つの基本プランを月額制で用意しています。
また、これらとは別にオーナー様の希望に合わせたオーダーメイドプランも作成可能です。フィッシングボートを購入後のメンテナンスにお困りなら、いつでも気軽にボートヒーローまでお問い合わせください。