船舶とは?船の種類や船舶免許、所有する際に注意したいことを解説
クルーザーやプレジャーボートなど、自分だけの船を所有するとマリンライフの幅も広がります。
しかし、船を所有すること自体、車やバイクほど一般的ではないため、具体的にどのような種類があるのかなど、よく分からないという方も少なくありません。
そういった方のために、船の種類や船舶免許の取得方法、保管場所の確保やメンテナンスについて、所有する上で知っておきたいことについて解説します。これから船の購入予定がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
船舶とは
船舶とは、総トン数20トン以上の大型船、またはこれに類する外国籍の船のことと国税庁で定義されています。
一般的な認識としては「人や荷物を載せて水上を走る交通機関」といえば分かりやすいでしょうか。そして、用途によって商船や漁船、艦船、特殊船に分類されます。
さらに商船は、旅客輸送に使用される旅客船と旅客輸送と同時に貨物輸送も行える貨客船に分けられます。「船舶を所有したい」と考えている方の多くは、クルーザーやプレジャーボートなどをイメージされると思われますが、それらは旅客船の範疇に含まれます。
船舶の種類
先程も紹介したように船舶は用途によって種類が分類されています。具体的に、それぞれの用途にどのような船がカテゴライズされているのかを見ていきましょう。
商船(旅客船)
企業が運営している定期客船や遊覧船、そして個人が所有するクルーザーやボートなど人を乗せて水上を走る船舶を指します。
商船(貨物船)
海外との貿易物資や国内の貨物輸送を行うための船舶を貨物船と呼びます。
原油を専門に運ぶオイルタンカーやコンテナを運ぶコンテナ船など、輸送効率を考えて特定の物資のみを運ぶ船舶を専用船と呼ぶケースもあります。
漁船
魚の種類ごとにある漁船やトロール船、鯨を捕獲する捕鯨船などを総じて漁船と呼びます。
艦船
航空母艦や護衛艦、訓練船や巡視船といった、海上自衛隊が保有している船舶の総称です。
特殊船
深海調査船や海底ケーブル船など、特別な目的を持った船を特殊船と呼びます。
意外と手軽に取得できる船舶免許
クルーザーやプレジャーボートなどの運転する際に必要なのが船舶免許です。船舶を所有するだけではなく、操縦ができれば、さらにマリンライフは充実します。
船舶免許の取得は、車の免許のように長期間に渡って教習所に通う必要がありません。例えば、総重量が20トン未満のボートやクルーザーの操縦に必要となる2級船舶免許の場合、早ければ1日で取得が可能です。
各地のマリーナでは免許取得のための教室を開いているところが多く、学科講習・実技講習・国家試験を網羅したコースでも、費用を10万円以下に抑えられます。
関連記事:船舶免許の取り方!いくつかの種類に分かれるクルーザー・船の免許制度
趣味で船舶を所有する際は保管場所の確保が必要
個人で船舶を所有する場合、セットで考えなければならないのが保管場所の確保です。
保管場所は、マリーナやハーバーなどの港湾施設の許可を得た船舶しか利用できません。したがって、船舶を購入前に希望する施設に問い合わせをしたり、見積もりを出してもらったりするのがいいでしょう。
船舶の保管方法は、海上に直接船舶を浮かべて保管する「海上係留」と地上で保管する「陸上保管」の2タイプがあります。
どちらの保管方法が優れているというのはありません。船舶の利用回数や頻度によって、適した保管方法が違ってくるので、保管施設を決定する前に確認しておきます。
関連記事:クルーザー購入後の係留場所に困っているならボートヒーローにおまかせ!
船舶の保守管理はボートヒーローへ
愛艇を常に最高の状態に保つためには定期的なメンテナンスが必須です。しかし、オーナー様一人で全てのメンテナンスを行うのは、時間も労力も掛かり大変だといえます。
そういったときはボートヒーローにお任せください。定期メンテナンスから保守管理まで、船舶に関するあらゆることを、オーナー様に代わって引き受けます。
船舶ごとに合わせた3つの基本プラン
ボートヒーローが提供している3つの保守管理プランの中から、船舶の利用頻度や用途に合わせて、最適なプランをお選びいただけます。それ以外にも、オーナー様のご希望を取り入れたオーダーメイドの保守管理プランの作成も可能です。
幅広い対象エリア
ボートヒーローでは、東京湾や相模湾を中心とした幅広いエリアで保守管理サービスを提供しています。さらに、沖縄などの離島でもご利用も対応可能です。
初めて船舶を所有するというオーナー様でも、経験豊富なスタッフが徹底サポートいたしますので、安心してお任せください。